ダニエル・J・ダービー
ダニエル・J・ダービーとはDIOの部下。後に登場するテレンス・T・ダービーの兄。30歳。会話上の返答代わりに「グッド」と言う癖がある。根っからのギャンブラーであり、スタンドの能力で何十人もの魂を奪取し、コインに変えてコレクションしている。DIOの館の情報を聞き込みしていたジョースター一行とカフェで出会い、言葉巧みに自身が得意とするギャンブルによる対決へ持ち込む。「バレなければイカサマではない」と口はばからず公言するようにトリックの達人でもあり、事前に仕組んでおいた数々の仕込みを以ってポルナレフとジョセフの魂を奪った。しかし承太郎とのポーカー対決で心理戦の末に敗北、精神崩壊して再起不能となった。承太郎からは「暴力こそ使わないが、コイツは今まで出会ったどんなスタンド使いより危険」「大した奴」と評された。また、ギャンブラーとしての実力に関しても「いくらスタープラチナの動きが速くても、この男の目を欺くことは不可能だった」と述べている。登場時はダービーとしか名乗っておらず、フルネームは弟テレンスのプロフィールにて判明した。OVA版では初登場時に自らフルネームを名乗る。一見すると冷静沈着な男だが神経質なところがあり、2回続けて故意に名前を間違えて呼んだジョセフに対し激昂し、「二度と間違えるな」と恫喝している。
オシリス神
オシリス神とは人型のスタンド。「賭け」で打ち負かした相手の心の隙をつくことで、相手の魂を奪う能力のスタンド。奪った魂は弟のスタンドと違ってコインとして実体化され、更にそのコインを分割することも出来、「賭け」で分割した分全てのコインを奪わなければ相手を元に戻すことを出来なくさせることも出来る。
ダニエル・J・ダービーのオシリス神の元ネタ
ダニエル・J・ダービーの元ネタはアーティストのサナンダ・マイトレイヤのかつての活動名「テレンス・トレント・ダービー」。
スタンド名の由来はエジプト九柱の神々の1人で冥界の神「オシリス」。
Terence Trent D’Arby – Wishing Well (Video)