エンヤ婆(エンヤ・ガイル)
エンヤ婆(エンヤ・ガイル)とはDIOにスタンドの存在と能力の発現のさせ方を教えた張本人。J・ガイルの母親で、息子と同じく両右手。息子に対し溺愛が過ぎているようで、J・ガイル死亡時それを感じ取った際「心の清いお前がやられるなんて、さぞ卑怯な真似をされたんだろうね」と言っている。宿屋の女主人に扮してジョースター一行を攻撃したが、偽名を使っていた承太郎に対し本名で呼んでしまったために追っ手である事がバレ、スタンドの頭部をスタープラチナに吸引されて窒息し敗北。ジョースター一行に捕らえられるが、スティーリー・ダンに口封じのため肉の芽を植えつけられ殺される。しかし最期までDIOへの忠誠は変わらず、DIOの秘密を守り通した。ポルナレフに「ジョイナー以上」と評される脚力等、老婆とは思えないほどの驚異的な体力を誇る。また、初登場時は普通の背丈だったが、回を追ってデフォルメされ、頭身が低くなっている。作中では「エンヤ婆」としか呼ばれておらず、画集『JoJo6251 [荒木飛呂彦の世界]』でフルネームが明かされ、OVA版でも使われた。Part4等では「魔女エンヤ婆」などと言われ、物語の、特に「スタンド」の設定において重要なキーパーソンとなっている。 OVA版ではスタンド能力で若い女性の姿を装って登場。承太郎が原作でテニールに使った方法で追っ手だと見破られた。
ジャスティス(正義)
ジャスティス(正義)とは王冠をかぶった骸骨のような姿の霧状のスタンド。傷口から身体に侵入することで血液を蒸発させてコイン大の穴を作り、そこに霧の糸を通して相手の(生死を問わず)身体を操ることができる。霧なので物理攻撃は一切通用しないが、承太郎のスタープラチナによって頭から吸い込まれ、本体が呼吸困難になり先にダウンしてしまった。またエンヤ婆の執念からなのか、幻覚によって墓場を一つの町に見せかけていた。
エンヤ婆(エンヤ・ガイル)のジャスティス(正義)の元ネタ
エンヤ婆(エンヤ・ガイル)の由来は、アイルランド出身の女性歌手「エンヤ」。
ジャスティス(正義)の名前の由来はタロット大アルカナ11番目のカード「正義」。