ホット・パンツ
ホット・パンツとは第1、第2ステージ共に上位にランクインし、第3ステージで後続に1時間の差をつけてトップ通過した人物。年齢・略歴も不明で、名前も偽名であるが、実は女性(それに気づいているのはジョニィとノリスケ・ヒガシカタだけ)。元々はローマ法王庁の修道女(彼女の持ち物の中にジャイロの祖国と同じマークの入ったものがある)で、「遺体」を集める目的でこのレースに参加。幼いころ弟とハイキングへ出かけた際に灰色熊(グリズリー)に襲われ、自身が生き残るために弟を灰色熊へ「差し出して」死なせてしまった過去を持つ。法王庁に入った後も弟殺しの罪業感に苛まれ、聖なるもの=遺体を集めれば自分の罪が赦されると信じている。第2ステージのアリゾナ砂漠でスタンド能力を身につけたと思われる。 サンドマンとの戦いで負ったジョニィとジャイロの傷を治すが、その際にジョニィに取り憑いていた遺体を奪っている。その後、遺体を盗むべく大統領に近づいたルーシーを影でサポートし、遺体の「心臓部」と「両耳部」の入手に成功したが、大統領に追われる身となり、敵(アクセル・RO)からの保身のために今まで集めた遺体を全て手放してしまう。その後、遺体を再び奪取するために、同じく遺体を手に入れようとするディエゴと共闘するも、大統領が新たに発現したD4C-ラブトレイン-の能力に敗北、死亡した。
クリーム・スターター
クリーム・スターターとは別名「肉スプレー」。スタンドは全長10cmのスプレーヘッドがついた2本のスプレー。肉を搾り取ってこれでスプレー状に放射する能力を持ち、相手に噴きつけて口を塞いで窒息させる、体を分解して狭い場所を通り抜ける他、怪我の治療や変装など高い汎用性を持つ。大統領のスタンドで連れてこられた「平行世界のホット・パンツ」も同等のスタンドを使っていた。
ホット・パンツのクリーム・スターターの元ネタ
ホット・パンツの元ネタはアメリカのソウル・シンガー「ジェイムズ・ブラウン」の楽曲「ホット・パンツ」。
スタンド名の由来は、イギリスのブルース・バンド「クリーム」とテクノ・バンド「プロディジー」の楽曲「ファイアスターター」。