砂男(サンドマン / サウンドマン)
砂男(サンドマン / サウンドマン)とはインディアン(ネイティブ・アメリカン)。ゼッケン番号C-990。通称「大地の俊足」。思い込んだら他人と協調しない性格。自分の部族の考え方は白人には通用しないことを悟り、白人の知識を習得するなど柔軟な頭脳を持っているが、仲間のインディアンからは受け入れられなかった。白人移住者たちに奪い取られた土地を買い戻すために、レースに参加した。故郷に姉がおり、レースへの参加費として彼女から貰ったエメラルドを支払っている。レースでは馬を使わず、自分の足だけで優勝を目指す(すなわち走ってゴールを目指す)。特殊な走法としなやかな筋肉により、馬並の早さで長距離を走る事ができる。また第1ステージの短距離走でも(ジャイロの反則による繰り上げながらも)優勝するなど、他の優勝候補に引けを取っていない。 本名の正確な意訳は「サウンドマン(音を奏でる者)」であり、サンドマンは白人が聞き間違えて呼んだ名前である(にもかかわらず彼の部族の人間や実姉も彼をサンドマンと呼んでいる上に、そもそもサウンドマンは英語であるので、通訳した人間の聞き取りミスなどを表現している可能性もある)。 レース途中で「遺体」を巡る陰謀を知り、賞金を得るよりも大統領との取引に応じた方がより現実的と判断、ディエゴと協力してジョニィの「遺体」を狙う。レース参加前から身につけていたスタンド能力と地形を利用した戦術でジャイロを行動不能にし、ジョニィを窮地に陥れるものの、成長したジョニィのスタンド“タスクact.2”の前に敗北、死亡した。
イン・ア・サイレント・ウェイ
イン・ア・サイレント・ウェイとは切る音、燃える音など、音を文字として具現化し操る能力。Part4に登場するエコーズ ACT2と酷似しており、具現化した音に触れたものにその音と同様の効果をもたらす。切る音ならズタズタに破壊され、燃える音なら高熱に焼かれる。人間や、ディエゴの恐竜に音を乗せるなど応用も可能であり、触れた物はダメージを受ける。更に具現化した音を水中に流し込むだけでなく「具現化した音を足場にする」などメタな利用法もある。また、具現化した音が物体に当たると、その物体に音の振動が伝わり、音の振動が伝わった先で音のダメージが発生することがある。スタンド像は羽や花の飾りを付けたインディアンの様な姿をしている。
砂男(サンドマン / サウンドマン)のイン・ア・サイレント・ウェイの元ネタ
砂男(サンドマン / サウンドマン)の元ネタはアメリカのヘヴィメタル・バンド「メタリカ」の「Enter Sandman」
スタンド名の由来は、マイルス・デイヴィスの楽曲「イン・ア・サイレント・ウェイ」。