エンリコ・プッチのホワイトスネイク/シー・ムーン(C-MOON)/メイド・イン・ヘブン

エンリコ・プッチ

エンリコ・プッチ
エンリコ・プッチとはG.D.st刑務所の教誨師。1972年6月5日生まれ。39歳。生まれた時、左足の指が歩くのに苦労するくらいに変形していた。素数を愛し、素数を数える事で自分を落ち着かせる。貝類にアレルギーがある。運命を克服することになによりも拘る。 聖職者らしく物腰は穏やかだが、自分の行いは全て神の意思であり、正しい事であると信じて疑わず、目的達成の為なら他人を犠牲にすることも許されるといった発言をするなどその性格は極めて独善的であり、ヴェルサスが自分を出し抜こうとしていることを知った際は彼を激しく罵るなど、親友DIOの息子達ですら自分を守るための道具のように扱っている。そのため双子の弟であるウェザー・リポート(ドメニコ・プッチ)には「自分が悪だと気付いていない、最もドス黒い悪」と言い放たれる。 修行時代にジョースター家の宿敵「DIO」と出会い、彼をかくまった礼として生まれつき変形していた左足の指を元通りに治してもらったことがきっかけで彼の友人となり、「矢」の鏃を受け取る。後にそれがきっかけとなってスタンド能力を得る事になった。そして「DIO」から全人類を幸福へと導く「天国へ行く方法」を聞く。それを記した文書があったが、「DIO」を倒した後に承太郎が処分したことから彼を呼び寄せる謀略を考える。そして、彼の記憶のディスクを読むことによって「天国へ行く方法」を知りそれを実行させることに。父の記憶を取り戻すため追ってきた徐倫らに対し、ディスクでスタンド使いとした刺客を差し向ける。更に「天国へ行く方法」の手順を進める事により、スタンドが進化する。 「DIO」の骨から生まれた緑色の赤子との合体により、その背中にはかつて「DIO」が奪ったジョナサン・ジョースターの肉体と同様の星型のアザが現れ、ジョナサンの子孫にあたるジョースター家の血を引く人間(徐倫や承太郎)の「存在」を感じる能力を身につけた。さらに、スタンドも重力を操る「C-MOON」に進化、最終的に時を加速させる「メイド・イン・ヘブン」に進化する。 ケープ・カナベラルにおける最終決戦では、メイド・イン・ヘブンの時の加速によりエルメェスアナスイ、徐倫、時を止められる承太郎をも抹殺するが、エンポリオには逃げられてしまい、時が極限まで加速したことにより到達したパラレルワールド「一巡後の世界」で決着をつけようとする。エンポリオをかつての彼の部屋まで追い詰めるが、ウェザー・リポートの能力を得たエンポリオが純粋酸素を部屋に充満させたことで酸素中毒により体の自由を奪われ、そこにウェザー・リポートのラッシュを叩き込まれ死亡した。且つ、時の加速が開始したケープ・カナベラル以前でプッチが死んだ事により宇宙の一巡は完遂されず、完成しかけていた「天国」も消滅した。

ホワイトスネイク

破壊力:?スピード:D射程距離:?持続力:A精密動作性:?成長性:?

ホワイトスネイク

ホワイトスネイクとは人型のスタンド。塩基配列の描かれた包帯状のラインが全身に走っており、顔の上半分と肩、腰の辺りは紫色の装飾品のようなもので覆われている。半径20m以内の遠隔操作で、人の記憶とスタンド能力を「ディスク」化させて奪い取ったり読んだりすることができ、またディスクを介して人や物を操ることもでき、「10m吹っ飛んでから破裂する」という物理的に不可能なことでも実行させることが可能。生物の行動だけでなく、物の状態をもディスクに込めた命令通りにする事も出来る。劇中では少ないが、プッチの命令に返答する場面もあり、自意識を持っていると思われる。 ディスク化には以下2通りの方法が確認されている。

幻覚を見せてディスク化する

スタンドから一定の範囲にいる者にプッチ任意の「幻覚」を見せ、その間に対象者の心と肉体を「溶かす」ことによってディスクを得る。承太郎がこの方法でディスクを抜き取られている他、エンポリオの母親もこの方法で殺害されたとする描写がある。また、幻覚の能力を単体で使うことも可能。安全な場所から能力を行使できるが、溶けるまで時間がかかり、幻覚だと見破られる場合もある。

本体が直接触る

対象者に直接触れることでディスクを抜き取ることができる。ただし、接近しなければならないため、正体を知られたり、本体が攻撃を受ける危険がある。

シー・ムーン(C-MOON)

破壊力:0スピード:B射程距離:?持続力:?精密動作性:?成長性:?

シー・ムーン(C-MOON)
シー・ムーン(C-MOON)とは緑色の赤ん坊と合体したプッチが、重力の影響を受けにくいケープ・カナベラルに到達した事でホワイトスネイクが進化した姿。外見はホワイトスネイクと緑色の赤ん坊双方の特徴を受け継ぎ、体のあちこちから能力を象徴するように矢印のようなものが突き出ている。重力に影響を与える力を持ち、本体の周囲3kmに存在する物体はプッチを上にして落下するようになり、攻撃した物体の引力を逆転させ、内と外を裏返しにする。この裏返りの作用でダメージを与えることも出来るが、裏返った物が再度攻撃を受けると能力が相殺されて元に戻り、メビウスの輪やクラインの壺のように表裏の概念が無い物体に対しては効力を発揮できない。遠隔操作型であるが、単純な破壊力ではなく重力の影響によってダメージを与えるため、本体から離れることによる破壊力低下の影響を受けない。

メイド・イン・ヘブン

破壊力:Bスピード:無限大射程距離:C持続力:A精密動作性:C成長性:A

メイド・イン・ヘブン
メイド・イン・ヘブンとはプッチが重力を最も軽減できる位置に到達したことで進化した、プッチのスタンドの完成形。それまでのプッチのスタンドとは全く異なる外見であり、前半身だけの馬に人が跨った姿をしており、顔の中心や手の甲には能力を象徴するかのように時計(或いは計器)のマークが描かれている。時を無限に加速させるスタンドであり、「天国へ行く方法」実現の鍵となる。プッチ以外の全生物は時の加速についていけず、傍目から見るとプッチが高速移動しているように見える。また、時に影響を与える能力を得たためか、この能力の発現前後から「スタープラチナの能力によって止まった時」を認識できるようになる。スタンド自体の破壊力はスタープラチナ等と比較するとそれ程高くないが、時の加速による凄まじいスピードが加わることにより恐るべき攻撃力を生む。単行本17巻掲載のスタンドパラメータでは時間の加速の原理について「全宇宙の「引力」を利用して加速しているようだ」と説明されている。 このスタンドの真の能力は、時間を無限大に加速し続けることで世界を一巡させることである。一巡した間に全ての人間や生物は未来にいつ何が起こるかを体験しており、その運命を変えることは出来ない(多少の違いはあっても運命に変更は無い。例えば紙を踏んで転ぶと言う出来事を体験している人間が、紙を踏むまいと回避したとしても別の物に躓き転んでしまう。)が、プッチ本人のみは自身や他者の運命に干渉、変更することが出来る。雑誌連載時は呼称がステアウェイ・トゥ・ヘブン(天国への階段)であった。

エンリコ・プッチのホワイトスネイク/シー・ムーン(C-MOON)/メイド・イン・ヘブンの元ネタ

エンリコ・プッチはイタリア出身のファッションデザイナー「エミリオ・プッチ」と「エンリコ・コベリ」から
ホワイトスネイクの由来は、イギリスのヘヴィメタル・バンド「ホワイトスネイク」
シー・ムーン(C-MOON)の由来はポール・マッカートニーのウイングスの楽曲「C Moon」
メイド・イン・ヘブンの由来はフレディー・マーキュリーの楽曲「メイド・イン・ヘブン」
ステアウェイ・トゥ・ヘブン(天国への階段)の由来はレッド・ツェッペリンの楽曲「ステアウェイ・トゥ・ヘブン(天国への階段)」





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