チョコラータ
チョコラータとはボスの切り札の一人。34歳で元医者。医療ミスで病院を解雇になった所を組織に拾われたが、実態は人の死や痛みを観察するのを楽しみとする猟奇的な殺人鬼であり、極悪非道そのものの男。無差別に他者を殺傷する能力を見たジョルノは「限りない悪意」と評し、ボスにすら「最低のゲス」といわれた。医療ミスに見せかけた人体実験も解雇以前から故意に行なっており、ボス曰く「ヤツにミスがあるとすれば、バレてしまったこと」。その暴走しがちな能力と本人の性格とが危険視され、セッコ共々ボスによって封じられていた。ブチャラティチーム追跡のためにボスが解き放ったが、ブチャラティ達を撃退した後はボス自らの手でセッコ共々抹殺するつもりだった模様。 ブチャラティ達を追跡中にローマで能力を発動。全ローマ市民もろともブチャラティ一行を抹殺しようとする。また、前々からボスの座を狙っていて、ディアボロがローマに来ていると推測し、闘いが終わったらディアボロを倒し新たなボスになろうと決意していた。 しかし、ピストルズNo.5の活躍とジョルノの機転により敗北、怒りのジョルノによって7ページ半(雑誌掲載時では、掲載ページによる影響で5ページ半のみの掲載だった)に渡る「無駄無駄」のラッシュを打ち込まれ、ゴミ収集車まで吹っ飛ばされ死亡した。
グリーン・ディ
グリーン・ディとは人型のスタンド。頭部や頚部に無数のパイプのようなものがあり、そこから現在の位置より少しでも低い所に降りると急激に繁殖して肉を腐らすカビを散布する。また医師としての技量とカビを駆使し、自らの体をバラバラにし、傷口をカビで覆い止血・保護することで物陰に隠れ、攻撃することもできる。ただでさえ、カビは散布範囲を無差別に攻撃するうえに、犠牲者の死体を媒体として無制限に攻撃範囲が広がって行くという、チョコラータの一点の良心も持たない残忍非道な性格が反映されている。カビは生物であれば何でも朽ちさせることができるが、死んでいるものにはカビは生えず、カビに侵された生物も死亡した時点で侵食が止まる。そのため、肉体が既に死亡していたブチャラティにはカビは生えなかった。また、セッコにもカビは生えていなかったが、グリーン・ディが特定の人物をカビの対象から外すことができるのか、あるいはスタンドのスーツを纏ったり地中を移動したりできるオアシスの能力が関係しているのかなどは不明
チョコラータのグリーン・ディの元ネタ
チョコラータ(Cioccolata)はイタリア語でチョコレートのこと(チョコラート(Cioccolato)もチョコレートの意)。
スタンド名の由来は、アメリカのバンド「グリーン・ディ」。