リゾット・ネエロのメタリカ

破壊力:Cスピード:C射程距離:5-10m持続力:A精密動作性:C成長性:C

リゾット・ネエロ

リゾット・ネエロ
リゾット・ネエロとはギャング組織パッショーネの暗殺チームリーダー。シシリー出身の28歳。 (生まれは1974年となっているが、物語の時系列は2001年のため矛盾が生じてしまっている)。 長身の男性で、白黒反転した眼が特徴。ファッションも全身モノクロ調で統一されている。 性格は冷静沈着、洞察力に長け、不測の事態においても端然と対処する非常に優れた暗殺者である。 作中では一度きりの戦闘での出番だったが、強敵揃いであった暗殺チームのリーダーに相応しい優れた判断能力・戦闘能力により、プロシュート兄貴などと並んで高い人気を受けるキャラクターである。 暗殺チームのメンバーでは唯一、過去の経歴が明かされている。 14歳の時、いとこの子供が飲酒運転に巻き込まれ死亡。社会は犯人を数年の刑で済ませるが、それを許せなかったリゾットは4年後の18歳の時、ドライバーを暗殺する。それ以後、裏の世界で生きていく事になる。 やがて21歳になりスタンド能力が(おそらくポルポによる)発現すると、組織に仕える暗殺者として敵対する者をことごとく始末してきた。任務を失敗したことは一度もなく、腕利きの暗殺者として、組織の暗殺者を束ねるリーダーになる。 しかし「暗殺」という仕事内容ゆえ、組織内では道具として利用されるのみでボスの信頼は得られず、重要な縄張りは決して与えられなかった上に、得られる報酬も任務のリスクに反してわずかであったりと、冷遇を受けていた。一例としてアニメで描かれたホルマジオの暗殺の一件を挙げると、この時の報酬は2000万リラであった。 当時のレートで日本円に換算するとおよそ130万円。これをチーム9人で分けなければならないため、一人当たりの受取金額は約15万円となる。 ボスへの反感を募らせていた暗殺チームでは、とうとうソルベとジェラートの2人が組織内のタブーとされた「ボスの正体」を暴くために行動を起こしてしまう。後日、暗殺チームの元へ「生きたまま足先から輪切りにされ額縁に収められた遺体」輪切りのソルベが届き、組織へ反逆した者の悲惨な末路を見せつけられたリゾット達は、不本意ながら組織の飼い犬として隷従することとなった。 しかし、ボスの娘(トリッシュ)の存在発覚により契機が訪れる。娘からボスへ繋がる手掛かりを暴き、ボスを暗殺して組織と麻薬ルートを乗っ取るべく、リゾットは残る6人のメンバーと反旗を翻した。そしてボスの命により娘を匿うブチャラティチームとの抗争に至る。ブチャラティ達とは動機こそ異なるものの、「ボスを始末する」という同じ目的を持つ者同士が殺しあう皮肉な状況であった。 共にボスを裏切った仲間は全員討死し、残るは自身のみとなった状況においてもリゾットは諦めていなかった。ブチャラティ達がボスと決別した後も単独での追跡を行っていたが、その折にヴィネガー・ドッピオという少年と遭遇する。はじめは彼を無害な一般人の少年だと思っていたリゾットも、周辺を飛んでいたエアロ・スミスの飛行音に感づいた事で彼がスタンド使いと察知し、戦闘体勢を取る。 不審な動きを取るドッピオに対し、リゾットは磁力を操るスタンド「メタリカ」の力でドッピオの体内の血液中の鉄分を刃物へと作り変え、身体の内側から突き破らせるえげつない攻撃を仕掛ける。ドッピオも何者かの指示を受けながら応戦し、磁力の能力を逆利用してリゾットの右足を切り飛ばす。激しい攻防を経て、ついにリゾットはボスの正体がドッピオの裏人格であることを確信する。 思いがけぬ最終標的との遭遇に、この機を逃すまいとドッピオの息の根を止めにかかるリゾット。しかしディアボロ(=ボス)の機転により、周辺を飛んでいたエアロ・スミスの機銃攻撃の的にされ、全身を撃ち抜かれてしまう。 命運尽きようとする今際の際、ディアボロに取引を持ちかけられるがリゾットは聞き入れず、自らのスタンドを憑依させたエアロ・スミスにより道連れを図る。だが真の能力を発動させた「キング・クリムゾン」には通用せず敗北、死亡した。 ボスへの反逆叶わずに暗殺チームは全滅となったが、「暗殺チームの誇りは失わずに命を断った」と、ディアボロも彼の壮絶な戦いぶりには敬意を表していた。 作中では珍しい主人公チーム以外のキャラ同士の戦闘であり、組織のボスと組織の暗殺部隊リーダーの一騎打ちという熱い展開もさることながら、戦闘を通して作中初めてボスの正体を見抜いてみせたこと、そして運命の皮肉かナランチャの横槍がなければリゾットがボスに勝利していたかもしれないという展開ゆえ、支持を受けている対戦カードである。(もっともナランチャのスタンドがボスの正体判明の足がかりになってはいるが)

パンツの横縞柄は荒木飛呂彦の奥さんがニガテな『蜂』をイメージしている。
黒目と白目が逆転しているように見えるが、実はあれは黒目+瞳のハイライトで、彼(ポルポも)はものすごく黒目がデカイ人なだけと講演で作者は語っている。

メタリカ

メタリカ

メタリカとはこの地上で最も遍在する金属・『鉄』を磁力で操作する能力。 射程内の空間にある鉄分を操作し、収束させることで身にまとって周囲の風景に溶け込む迷彩、 針やカミソリ、メスといった凶器を作り出す。 射程内にある作り出した鉄の凶器を『磁力』によって自在に動かし、独りでに喉を切り裂いて飛び出させるといった技が可能。 切断したリゾット自身の体をくっつけることもできる。 操作対象となる鉄分は周囲から得られる砂鉄などはもちろん人間の血中に含まれるものも例外でなく、体内の鉄分にこの能力を行使した場合、相手は喉の奥や鼻の穴からジャラジャラと大量のカミソリや針を吐き出し、無防備な身体の内側からズタズタに切り刻まれる。 この能力の恐ろしい点はターゲットの体内の鉄分を減らすことにある。 つまり早く鉄分を補給しないと、血液中の赤血球が酸素を運ばなくなり酸素欠乏症になってしまうのだ。 おまけに上述どおりスタンドが体内に潜在しているためにスタンド使いにありがちな「スタンドのビジョンがスタンド使いに視認されることで自身がスタンド使いであることがバレてしまう」という欠点も存在せず、対スタンド使いに対しても能力発動時でも自分がスタンド使いであることを悟られず優勢な立場に立つことが出来る。 弱点は射程がそう長くないこと。 磁界の中心にいるのは本体なので鉄の引き寄せられる方向で居場所を探知されてしまう。 作中ではこの欠点を逆手に取り、切り落とされた足を磁界の中心にする事でドッピオの攻撃を回避した。 移動能力も人間並み程度しかないので最初から逃げに入られると打つ手が少ない。 また能力がバレているとかなり厳しいスタンドでもある。 ステルス能力も磁力で探知可能、そうでなくても周囲に無差別攻撃されれば無意味。 体内からの攻撃も射程外に逃げられれば無力で鉄分欠乏もカエル一匹食べただけでも緩和される。 なので長期戦になればなるほど不利で、最初の一撃で勝負を決めることが求められる。 逆に最初の一撃を確実に決められればこれほど恐ろしいスタンドはない。 磁力をコントロールする能力は他に、3部に登場したバステト女神があるが、そちらは人間自体を磁石に変えてしまうのに対し、こちらは体内の鉄分を磁力で操作してしまう。能力は同系統でも、攻撃タイプ的には正反対である。

ジョジョ スタンドプラグ イヤホンジャック メタリカ 一番くじ
バンプレスト

リゾット・ネエロのメタリカの元ネタ

リゾット・ネエロ(risotto)はイタリア語で「黒いリゾット」=イカ墨のリゾットのこと。
スタンド名の由来は、アメリカのヘヴィメタル・バンド「メタリカ」。作中でスタンドが発している「ロォォード」という呻き声は、同バンドのアルバム「Load」から。


\今だけ!買取強化中30%UP!/
フィギュア買取アローズはこちら

\詰めて渡すだけ!/
コミック買取ブックサプライはこちら