ポコロコ
ポコロコとはジョージア州に住む黒人青年の農民。21歳。ゼッケン番号A-777。通称「黒い彗星」。彼の両親は必死になって働いたために、奴隷から解放され自由の身となるが、息子の彼はサボり好きでだらしがなく、呑気な性格。ジプシーの占い師(Part3に登場する「エンヤ婆」に酷似)によりレースが開催される2ヶ月は50億人にひとり(雑誌掲載時には10億人にひとり)の「幸運」がポコロコに訪れると聞き、レースに参加する。馬術や戦闘においてはジョニィ達には遠く及ばないものの、予言通りの凄まじい幸運(レース中にスタンド像が発現)を味方にし、レースを混乱させることに。最終的に、本来の優勝者であるディエゴがルール違反に加え行方不明となったことで、順位の繰上げによりレースの優勝者となった。 ジョニィ曰く彼の馬術は3流だが、激しい下り坂では馬の足をセーブさせるなど最低限の技術は持ち合わせており、排便を見て即座に牛の懐胎を見抜くなどの一面も見せる。 なお、彼は寝過ごしてスタートに遅れたため、「スタートの2分前からスタートまで、自分の番号のグリッドにいない者はフライングと見なされ、ペナルティが加算される」のルールに違反しているが、作中ではペナルティが加算されたような描写はない。
ヘイ・ヤー
ヘイ・ヤーとは幸運を呼び込むスタンド。また自我を持っており、本体であるポコロコにアドバイスを行う事もある。スタンドのヴィジョンは小さな人形のような姿。遺体にとりつかれたわけではないが発現した。 ポコロコが自分の幸運に自信が持てるように「応援・助言」するだけのスタンド。
ポコロコのヘイ・ヤーの元ネタ
ポコロコの元ネタはバド・パウエルの曲「ウン・ポコ・ローコ」
スタンド名の由来は、アメリカのヒップホップデュオ「OutKast」の楽曲「ヘイ・ヤー」。