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ジャン・ピエール・ポルナレフ(3部)
ジャン・ピエール・ポルナレフ(3部)とはフランス人。1965年生まれのいて座。血液型はAB型。身長185cm(髪の毛込みで193cm)、体重78kg。趣味:スポーツならなんでも。好きな映画:『がんばれベアーズ』。好きな色:ゴールド。好きな女の子のタイプ:その時の気分。 垂直に逆立てられた柱のような髪型をしており、ハートマークを左右で二つに割った形のピアスを常に両耳に着けている。髪の毛はシルバーブロンド、眼の色はブルー。肩出しの特徴のあるタンクトップに黒ベルト、カーキ色の外ポッケ付きのズボンに黒のハーフブーツである。眉毛が無く、目が切り目のように長い鼻筋が通っている。生まれつきのスタンド使いである。
ジャン・ピエール・ポルナレフ(5部)
ジャン・ピエール・ポルナレフ(5部)とはエジプトでのDIOとの戦いが終わり「弓と矢」の存在が明らかになった後、承太郎と共に弓と矢を追跡していた。それに関連し、生まれ故郷における少年の麻薬事件の増加原因にイタリアのギャング組織「パッショーネ」が関与していることを突き止めて単独で調査していたが、その組織力の前に孤立無援へ追い込まれて承太郎やSPW財団への協力も頼めなくなったうえ、組織のボス・ディアボロとの戦いで右目と右腕と両足を失い、再起不能となる。
しかし九死に一生を得て生存しており、農村の隠れ家にて隠遁生活を送っていた。その時に「矢」に隠されたスタンドに関する秘密を偶然知り、車椅子生活で満足に戦えない自分に代わってディアボロを倒せる者を探し続けていたところ、ブチャラティチームとパソコンの回線を通じて出会い、ローマのコロッセオにて落ち合うことを決めるが、コロッセオでディアボロと出会い、再戦する。ディアボロのスタンド「キング・クリムゾン」には敵わずブチャラティたちと落ち合う寸前で力尽きるが、最期の瞬間にシルバーチャリオッツをレクイエム化させることで、矢を奪われることは防いだ。
その後、ジョルノたちのもとにいるカメと魂を入れ替えることでようやくブチャラティたちと合流を果たすと、ジョルノやブチャラティたちへ助言を与えながら的確にジョルノたちをサポートしてみせた。ジョルノによってディアボロが倒された後は、「肉体は死亡したが精神(魂)は生きている」という幽霊となり、カメのスタンド内に居着くこととなる。
長きに渡る戦いの経験を経て、冷静かつ慎重な性格になっている。ナランチャ殺害時にはディアボロとドッピオの関係の秘密を見抜き、多重人格の実例を用いて解説するなど博識な面も見せた。また、隠遁生活の間に自分を再起不能に追い込んだキング・クリムゾンの能力の対処法を編み出し、再戦時にはディアボロをして「天才的なタイミング」と言わしめるほどの攻撃を繰り出してみせた。
Part3を題材としたゲーム『未来への遺産』では、通常のポルナレフにチャリオッツ・レクイエムを召喚して相手を眠らせる必殺技「レクイエムの片鱗」があり、「未来で会おう!イタリアで…」というPart5を意識したゲームオリジナルの勝ち台詞も存在する。
Partを題材にしたPlayStation 2ゲーム『黄金の旋風』では操作キャラクターとして使うことが可能。車椅子での移動になるがスタンド攻撃は普通に行えており、すれ違いざまに斬りつける必殺技などがある。
シルバーチャリオッツ(銀の戦車)
シルバーチャリオッツ(銀の戦車)とは中世騎士のような甲冑にレイピアを武器として携えた人型のスタンド。スタンド体表部にレイピアと防御甲冑を纏う能力(レイピアと甲冑によるダメージフィードバックは無い)。 尚、スタンド本体に装着されている武器や防具が「主能力」とされるスタンドは個体数が少なく、非常に珍しい(エアロスミス、バッドカンパニー、ハーヴェストなど)。 スタンド本体のパワーは低いが、レイピアの切れ味は凄まじい。また圧倒的スピードを誇り、厳しい訓練を積んできたため動作の精密性も高い。一度アヌビス神により操られてしまい敵対することになった承太郎からは「手加減して戦える相手じゃない」と言われている。Part5でポルナレフ自身は車椅子を使用する状態となっていたがスタンドの力は衰えておらず、コロッセオでディアボロと戦った際には、キング・クリムゾンの能力に対応する策と天才的なタイミングによる攻撃でダメージを与えた。漫画ではわかりにくいが、ポルナレフが右腕を負傷し、両足と右目を失ったことにより、スタンドも右腕と両足が失われており、右目部分には傷がついている。これはPS2ゲーム「黄金の旋風」のモデルテストなどでしっかりと確認でき、損傷した部分から、レイピアの刃のような針状の突起が生えている。 弱点としては、攻撃方法が基本的にレイピアによる斬撃のみであるため、物理的な攻撃で対処できないスタンド(霧状であるジャスティスや、液体と同化するゲブ神など)には手も足も出ないことが多いこと。そして、スタンドの主能力が他のスタンドに比べてあまりに単純かつ応用の幅が狭いこと。さらに、スピード重視のスタンドであるため、本体であるポルナレフ自身を引きずることも満足にできないほどに腕力が貧弱であることが挙げられる(ただし、OVA版では垂直落下するポルナレフを支えるなど、原作と違ってかなり強い腕力を持っているようである)。 身にまとっている甲冑を外すことも可能で、防御力が落ちるかわりに俊敏性を最大まで引き出す事ができ、残像を発生させるほど高速で動けるようになる。また、レイピアの刀身を飛び道具として射出することもできるが、射出した後は丸腰になってしまうため、切り札・裏技としての使い道しかない。 本来は近距離型のスタンドであったが、ヴァニラ・アイス戦にてアヴドゥルを殺された怒りにより、クリームの背後に一瞬で回りこみ、ヴァニラ・アイスの不意を突いた(OVA版では真正面から回避の間も与えずに攻撃する描写となっている)。このシーン描写は、チャリオッツの射程が中距離まで伸び、さらにはスピードも上昇したことを意味する。これはPart4以降顕著となる「スタンドの成長」の要素が、初めて明確に描かれたシーンでもある。。シリーズでは唯一の武器を持った人型スタンドである
シルバー・チャリオッツ・レクイエム
シルバー・チャリオッツ・レクイエムとはシルバーチャリオッツが矢の力を得て進化した姿。スタンド像が大きく異なり、特徴的な形の帽子を被りコートを着た男性のシルエットになった。コロッセオでの再戦でポルナレフがディアボロに敗北し死亡する寸前、ディアボロに矢を奪われることを防ぐため、やむなく矢でチャリオッツを貫き進化させた。しかし再起不能状態だったポルナレフでは制御することができず、暴走する。
周囲の生物を全て眠らせ、眠らせた者たちの魂を入れ替え、やがてその生物を「別のもの」へと変化させる能力を持っている。ポルナレフの矢を守る意思を体現しており、矢を奪おうとする者には相手の行った攻撃をそのまま返し、また相手のスタンドを暴走させて本体自身へ攻撃させるよう仕向ける。攻撃の意志が無くかつスタンド使いでない者が矢を奪おうとしている場合は、自ら敵を攻撃する。
一体のスタンドのように見えるが、実際にはあらゆる生物の「魂の影」であり、誰がどの方向から見てもレクイエムの影は「自分と反対方向」に向かって伸びているように見える。これは各々の人物(正確にいえばその精神)の背後に存在する太陽のような光源によって投影されているからであり、レクイエムを見る者はレクイエムの姿を見ているのではなく、自らの精神を見ているのと同じであり、それに攻撃をすることは自らの精神を攻撃するのに等しい。自らの精神に対する攻撃は全て自分に向かうこととなるため、レクイエムを倒すには自らの手で背後の光源を破壊するしかない。具体的に言えばレクイエムの本体は彼を見ているものの背後にある。
PlayStation 2ゲーム『黄金の旋風』では敵キャラクターとして登場。ディアボロの姿をしたブチャラティを操作して戦うこととなる。コロッセオの外に逃げられるまでに倒さなければ強制的にゲームオーバーとなる。「自分と反対方向」に伸びる影は再現されており、キャラクターの位置に応じて影の位置も変化する。
ジャン・ピエール・ポルナレフのシルバーチャリオッツ(銀の戦車)の元ネタ
ジャン・ピエール・ポルナレフの元ネタはフランスの歌手「ミッシェル・ポルナレフ」
スタンド名の由来は、「侵略と勝利」を暗示するタロット・大アルカナ7番目のカード「THE CHARIOT」
ミッシェル・·ポルナレフ 愛の休日 Michel Polnareff Holidays